経験に基づく個人の魅力を最大化
Bianca鍼灸サロン目黒本院 院長 武田奨太 (30歳)
湘南医療福祉専門学校 2015年3月卒
鍼灸学生時代に落合代表と出会い、鍼灸師として生きる道を選択しました。
当時の治療院から落合代表が独立する際にお声かけいただき、Biancaの事業計画の段階から参画。
現在では落合代表の右腕として治療業務を行いながら、多店舗展開したBiancaを統括。
2016年入社。
経験に基づく個人の魅力を最大化
ユーモアを持ち人としての深み
卒業後に就職した治療院では、保険診療がメインとした治療を行なっていました。5~10分で保険請求する患部のみをマニュアル通りの手技治療を提供し、鍼灸はあくまでもオプション扱いで必要な治療が提供できない。また、骨盤矯正の回数券をとにかく勧めることが鍼灸師としてやるべきことなのか?と、違和感を抱きながら過ごしていました。
そんな時に落合代表からお声かけいただき、「鍼灸師」として患者様に寄り添い、より多くの人に感動を与えて幸せの循環が生む。私自身の価値観や想いを叶えることができると直感し、Bianca起業に参画しました。起業から参画した為、立地やテナント選び、コンセプトなどBiancaとしてブレてはいけないことまで意見を尊重していただき、患者様はもちろんのこと、私たちスタッフが幸せになれる環境作りをしてこれたと思います。
目黒本院は最寄り駅から徒歩10分ほど距離をおき、通えるけどちょっと遠いな、、というアクセスの悪いテナントをあえて選びました。駅前の立地の方が集客面で有利なのは百も承知ですが、わざわざ足を運んで来ていただける患者様は治療やメンテナンスに対する本気度が高く、鍼灸治療の価値を理解していただいているので、私たちも全力で応えなければならず、患者様も含めてより良い鍼灸治療が提供できる環境にしたかったからです。現在はおかげさまで、毎日予約が埋まり、たくさんの患者様に感動を届け、幸せが循環する環境が作れていると感じています。
Biancaが売りにしているのは、〇〇式治療、〇〇テクニックなど技術ではなく、私たちスタッフの想いや人柄、人間性を売りにしています。ただ鍼をするのであればスタッフは誰でも良いですし、他の鍼灸院でも良いことになります。
私たち鍼灸師は真面目でお堅いイメージを持たれていることがほとんどです。良い意味でギャップを作り、経験に基づくユーモアや深みのある人はそれだけでも魅力的ですよね。ここで重要なことは『経験に基づく』ということです。
どんな成功談よりも、どんな失敗をしてどう乗り越えたか?人が興味を持つのは後者です。Biancaでは治療業務以外にも取り組むため、たくさんの経験を積むことができます。吸収したものをアウトプットし、患者様に魅力を伝えましょう。
完全予約制、担当制の仕組みがBiancaの魅力の一つだと考えています。ひとりの人間として信頼され、お身体を任せていただけることは治療自体はもちろんのこと、私たち自身の人間性や魅力があってこそだからです。回転率を重視してご来院された患者様を”こなす”スタンスでは、ただ施術を提供するリラクゼーションと同じです。
より深く患者様を理解し、患者様のために思考しアクションを起こせるか、その強い想いに人は惹かれ集まります。担当制で時間いっぱい向き合えるからこそ、その想いが伝わりやすく、お店のファンではなく、ひとりの人間ひとりの鍼灸師を応援してくれるファンになってもらうことができます。同じ治療院内でもスタッフの数だけ個性や魅力があります。個性を尊重し魅力を最大に高めることで、スタッフ自身が楽しみ生き生きと活躍できるのです。
個を尊重していますが、まずは「守・破・離」の『守』を身につけるよう指導しています。Biancaとして最低限のクオリティを維持する為です。多くの患者様から予約が入るよう仕組み化しているので、デビュー直後から患者様を対応することになります。基本ベースが身についていなければ、選んでいただいた患者様も離反に繋がります。マニュアルがないとはいえ、接遇面を含めて先輩スタッフが細かく指導しフォローもするので、安心してデビューできる環境だと思います。
いちばん歴の浅いスタッフも、デビューして初めての患者様を顧客につけファン化させることができました。
治療技術を身につけ、これまでの経験を活かすことや治療業界にいながら新たなチャレンジをしたいという方には、背中を押してくれる環境があるので、より深みのある人間めざし、一緒に高め合いましょう。