【それって自律神経の乱れかも?】更年期の自律神経失調症の予防方法

〜更年期からの自律神経失調症の予防〜

こんにちは。Bianca鍼灸サロンです。
今回は『更年期からの自律神経失調症の予防方法』について記事を書きました。

この記事でわかること
  • 自律神経について
  • 自律神経失調症の症状とセルフチェック
  • 自律神経を整えるにはどうすれば良いのか

Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。

まず本題に入る前に、自律神経について説明していきたいと思います。

目次

自律神経とは?

自律神経とは簡単に説明すると、自分の意志とは関係なく自動的に働く神経のことです。
これらの神経は主に内臓(呼吸・循環・消化・生殖・排泄)など生命維持に必要な機能を調節してます。
例えば、心臓や胃などの内臓は、自動的に働くため自分の意志で止めたり機能を強化できません。

その自律神経が乱れることにより、内臓やお身体の調整が上手くできず、様々な症状を引き起こすことがあります。

なぜ更年期から自律神経は乱れやすいのか?

女性は更年期に入り、閉経するとホルモンバランスが大きく変わります。
ホルモンバランスが崩れると、自律神経がそれを補おうと活動を亢進させるため、
自律神経が乱れ頭痛や、動悸などの症状が起きてしまいます。

また自律神経も細胞なので、歳を重ねるに連れて劣化していきます。
自律神経は50代以降になると、ピーク時の10代に比べて1/3にまで低下するとの報告もあります。

ホルモンバランスの変化、加齢に加え、不規則な生活習慣、日頃のストレスなどにより
さらに自律神経は乱れやすくなってしまいます。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状として主に、全身的症状器官的症状精神的症状の3種類あります。

全身症状
  1. だるい
  2. 疲れやすい
  3. 眠れない
器官的症状
  1. 動悸、息切れ
  2. めまい、のぼせ
  3. 立ちくらみ
  4. 下痢、便秘
  5. 冷え性
精神的症状
  1. 情緒不安定
  2. イライラ、不安感
  3. 鬱(うつ)

自律神経失調症のセルフチェック

7個中3個以上当てはまる場合、自律神経失調症の可能性が高いです。
その場合、これからお伝えする自律神経を整える方法を実践することをお勧めします。

  1. よく頭痛やめまい、立ちくらみなどを感じる
  2. 急に胸が苦しくなったり息苦しくなったりする
  3. たびたび動悸がする
  4. 便秘や下痢などに伴って腹痛症状が起こりやすい
  5. 手や足がしびれることが多い
  6. 胸やけや胃もたれなどを自覚して食欲不振に陥る
  7. 慢性的に肩こりや腰痛などで悩んでいる

自律神経を整える方法

生活リズムの見直し

生活リズムが整えることは、自律神経のバランスをよくすることにつながります。
交感神経が優位である日中は活発に動き、副交感神経が優位になる夕方~夜には休息を心掛けましょう。

食生活の見直し

食事をしている時は交感神経が優位になり、その後の消化吸収では副交感神経が優位になります。
そのため1日3食決まった時間に食事をすること、特に一日のスタートである朝食をとることで、
自律神経の切り替えがスムーズになります。
また食事内容も栄養素をバランスよく含んだ食事を心がけ、時間をかけてよく噛んで召し上がりましょう。

良質な睡眠

心身の疲れを回復させたり、ストレスを引きずらないためには、十分で良質な睡眠が不可欠です。
そこで、朝に太陽の光を浴びることをおすすめします。
太陽の光を浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が増えるといわれています。
必要な睡眠時間には個人差がありますが、少なくとも5~6時間以上の睡眠時間は確保するように心掛けましょう。

適度な運動

運動はリラックス効果があるだけでなく、快眠をもたらし食欲も高めます。
しっかりとした運動時間を持てなくても、階段を利用する、深呼吸を行うなど、日常生活の中で少し体を動かすだけでも運動不足の解消につながります。日中汗を軽く流す程度で、楽しく続けられる運動がおすすめです。

鍼灸治療

慢性的な自律神経症状のある方は、上記の予防方法を試してみても改善されない方もいらっしゃると思います。その場合、適切な治療を受けることにより、確実に症状を改善することができます。

そこで、私たちがオススメしたいのが鍼灸治療です。

自律神経の調整に鍼灸治療

自律神経が乱れている方は、交感神経という自律神経が高まっている状態にあります。鍼灸治療はその高まった交感神経を抑え、リラックス効果のある副交感神経を活発にさせることにより、不眠や頭痛などの自律神経症状を良くすることができます。

これは鍼灸の体性-自律神経反射によるもので、様々な研究で自律神経治療に効果的なことが証明されています。

実際の施術例を見てみましょう。

患者様:Tさん 50代 女性(仮名)

症状:頭痛、めまい

お悩み

更年期に入ってから、頭痛やめまいがするようになった。

特に何もないのに、イライラすることがある。

友人に相談すると『それって自律神経の問題かも』と言われ来院。

治療方法

この患者様の場合、閉経によるホルモンバランスの乱れ、体の歪み、筋肉の緊張があり、
そこから自律神経が乱れていました。

お身体の歪みや、筋肉の凝りも、自律神経が乱れる原因になります。

なので、施術としては全身の歪み、筋肉の滞っている部分を取り除き、自律神経の調整を行いました。

  • 全身を診て、原因となっている部分を鍼や手技を用いて緩める
  • お身体の歪みを取り除くための矯正施術
  • 自律神経を整える鍼灸治療

どれくらいで効果がでるか

人によって個人差はありますが、2週間に1度、月に2回ペースでご来院されている患者様ですと

比較的早く効果を実感していただいております。

まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。

自律神経の乱れを予防するには、生活習慣を整えるのはもちろん、お身体のケアや適度な運動も必要になっていきます。

Bianca鍼灸サロンでは、患者様のお身体に合わせたオーダーメイドの治療を行っております。

もし、自律神経の症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

このブログでは、諦めてしまった症状や本気で治したい方に、鍼灸の魅力を1人でも多くの方にお伝えしたいです。

今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。

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この記事を書いた人

Bianca鍼灸サロン目黒本院 院長
武田 奨太(Takeda Shota)

★★★保有資格★★★
鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師

★★★得意な施術★★★
【パルス治療(鍼通電施術)】
急性には高周波、慢性には低周波など周波数を使い分け
コリや痛み以外にも、内臓・自律神経・ホルモンバランスも調整

【自律神経系の調整】
神経伝達物質の分泌を促し、鎮痛作用だけでなく心理的な面でも作用します。更年期症状や睡眠障害の方に好評をいただいています。

★★★一言★★★
強弱を使い分け、心地よい施術を提供します

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