【それって自律神経かも!】自律神経失調から起こる背中の症状とは

こんにちは。Bianca鍼灸サロンです。
今回は『自律神経から起こる背中の症状』について記事を書きました。

この記事でわかること
  • 自律神経が乱れると、なんで背中にも症状が出るのか?
  • 自律神経を整える方法
  • 実際の施術例

Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことが知りたいなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。

なぜ自律神経が乱れると背中に症状が出るのか?

原因不明の背中のコリや痛み、もしかするとそれは自律神経が原因かもしれません。

下記のチェックリストで3つ以上当てはまる人は自律神経失調症による背中の痛みの可能性があります。

  1. 身体がだる重い
  2. 寝つきが悪く疲れが取れない
  3. 頭痛がある
  4. 動悸や息切れをする
  5. 耳鳴りやめまいがする
  6. 下痢、便秘がある
  7. 手足が冷えることが多い
  8. イライラしたり急に不安になったりする
  9. 片側、もしくは両側の手足が痺れる

自律神経は脳から背中(脊椎)を通って、全身を管理しています。

その自律神経が乱れると、その周りにある筋肉が硬くなります。特に背中は交感神経管が通っており直接影響を受けやすくなっています。

自律神経の乱れから起こる背中の症状の特徴として、左右の肩甲骨の内側、背骨周辺にズキズキする痛みや、ガチガチに硬くなったように感じるのが特徴です。

背中の痛みとなると、ストレッチや揉みほぐしに行く人が多いと思いますが、それだけではコリや痛みを緩和させるだけの対症療法にしかなりません。
根本から改善していくには、自律神経も整えていくことが大切です。

自律神経を整える方法

ここからはご自分でできる自律神経の整え方をお教えします。できることからコツコツ行い、症状を少しでも緩和していきましょう。

生活リズムの見直し

生活リズムが整えることは、自律神経のバランスをよくすることにつながります。

交感神経が優位である日中は活発に動き、副交感神経が優位になる夕方~夜には休息を心掛けましょう。

食生活の見直し

食事をしている時は交感神経が優位になり、その後の消化吸収では副交感神経が優位になります。

そのため1日3食決まった時間に食事をすること、特に一日のスタートである朝食をとることで、自律神経の切り替えがスムーズになります。

また食事内容も栄養素をバランスよく含んだ食事を心がけ、時間をかけてよく噛んで召し上がりましょう。

良質な睡眠

心身の疲れを回復させたり、ストレスを引きずらないためには、十分で良質な睡眠が不可欠です。

そこで朝に太陽の光を浴びることをおすすめします。
太陽の光を浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が増えるといわれています。

必要な睡眠時間には個人差がありますが、少なくとも5~6時間以上の睡眠時間は確保するように心掛けましょう。

適度な運動

運動はリラックス効果があるだけでなく、快眠をもたらし食欲も高めます。

しっかりとした運動時間を持てなくても、階段を利用する、深呼吸を行うなど、日常生活の中で少し体を動かすだけでも運動不足の解消につながります。
日中に汗を軽く流す程度で、楽しく続けられる運動がおすすめです。

ツボ押し

自律神経を整えるツボ押しも効果的です。
痛気持ち良いくらいで各ツボ10秒×5セットを目安に押していきましょう。

陽池

陽の気が集まりやすいツボ、気の流れを良くしてくれ、体内循環を良くしてくれるツボ。

ツボの場所手の甲側で小指と薬指の間を手首方向に指を当てていき、手首の付け根あたりのくぼみ。

内関

乗り物酔いやつわり等の吐き気を抑えるツボとして有名です。

ツボの場所手首の内側に指を3本置き、1番下の指が当たるところ。

百会

「百 (多種・多様)」のツボの道が「会 (出会う・交わる)」という意味で万能なツボ。

ツボの場所両耳を結んだ線と身体の真ん中が交わる点、頭頂部の大体てっぺんあたり。

鍼灸治療

慢性的な自律神経症状のある方は、上記の予防方法を試してみても改善されない方もいらっしゃると思います。その場合、適切な治療を受けることにより、確実に症状を改善することができます。

そこで、私たちがオススメしたいのが鍼灸治療です。

自律神経の調整に鍼灸治療

自律神経が乱れている方は、交感神経という自律神経が高まっている状態にあります。鍼灸治療はその高まった交感神経を抑え、リラックス効果のある副交感神経を活発にさせることにより、不眠や頭痛などの自律神経症状を良くすることができます。

これは鍼灸の体性-自律神経反射によるもので、様々な研究で自律神経治療に効果的なことが証明されています。

実際の施術例を見てみましょう。

実際の施術例

患者様:Bさん 40代 女性

症状:背中の痛み、眠りが浅い

お悩み

数年前から肩甲骨の内側に凝りを感じる。

また、寝ても寝足りない感じがする。

マッサージや整体に行ってもすぐに戻ってしまう。

治療方法

この患者様の場合、背中の凝りは自律神経の乱れと、お身体の歪みによって引き起こされていました。

なので、施術としては全身の歪み、筋肉の滞っている部分を取り除き、自律神経の調整を行いました。

  • 全身を診て、原因となっている部分を鍼や手技を用いて緩める
  • お身体の歪みを取り除くための矯正施術
  • 自律神経を整える鍼灸治療

どれくらいで効果がでるか

人によって個人差はありますが、2週間に1度、月に2回ペースでご来院されている患者様ですと

比較的早く効果を実感していただいております。

まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。

自律神経の乱れを予防するには、生活習慣を整えるのはもちろん、お身体のケアや適度な運動も必要になっていきます。

もし、自律神経の症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

このブログでは、諦めてしまった症状や本気で治したい方に、鍼灸の魅力を1人でも多くの方にお伝えしたいです。

今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。

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この記事を書いた人

Bianca鍼灸サロン目黒本院 院長
武田 奨太(Takeda Shota)

★★★保有資格★★★
鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師

★★★得意な施術★★★
【パルス治療(鍼通電施術)】
急性には高周波、慢性には低周波など周波数を使い分け
コリや痛み以外にも、内臓・自律神経・ホルモンバランスも調整

【自律神経系の調整】
神経伝達物質の分泌を促し、鎮痛作用だけでなく心理的な面でも作用します。更年期症状や睡眠障害の方に好評をいただいています。

★★★一言★★★
強弱を使い分け、心地よい施術を提供します