効果絶大!沢山あるツボの中でも優秀なツボを紹介
こんにちは。Bianca鍼灸サロン目黒本院の小林です。
今回は『【四総穴について】重要な効果を持つツボを紹介』について記事を書きました。
- 四総穴とはなにか
- 4つのツボを紹介
- 治療方法
Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。
四総穴とは
昔中国ができる「明」の時代に書かれた「鍼灸聚英」(しんきゅうじえん)
という本に載っている治療法です。
そこに書かれている内容は
肚腹三里留 肚腹は三里に留め、 お腹は「足三里」
腰背委中求 腰背は委中に求む。 腰は「委中」
頭頂尋列欠 頭頂列欠をたずね、 頭や首は「列欠」
面口合谷収 面口合谷に収む。 顔や口の中は「合谷」
「四総穴(しそうけつ)」は、鍼灸や東洋医学において非常に重要な経穴(ツボ)の一つです。
四総穴とは、身体全体の特定の問題に対処するために特に効果的とされる四つのツボのことを指します。それぞれのツボは特定の症状や部位に対応しています。
- 合谷(ごうこく)
- 列缺(れっけつ)
- 足三里(あしさんり)
- 委中(いちゅう)
これらのツボは、特定の症状や部位に対する治療に非常に有効とされており、鍼灸施術において頻繁に使用されます。
適切な刺激を与えることで、身体のバランスを整え、症状の緩和や改善を図ることができます。
4つのツボを紹介
合谷(ごうこく)
ツボの位置:手の甲の人差し指と親指の間にあります。
主に頭痛や顔面の症状(頭部、顔面の痛み、歯痛など)に効果があるとされます。
列缺(れっけつ)
ツボの位置:手の関節のしわから指2本分上で親指側にあります。
首や肩の痛みに対して効果、頭痛やストレス軽減に作用します。
足三里(あしさんり)
ツボの位置:膝のお皿のすぐ下の2つの窪みからさらに下5cmのあたりです。
消化器系の問題(胃痛、腹痛、下痢、便秘など)に効果があるとされます。
委中(いちゅう)
ツボに位置:膝の裏の真ん中です。
腰痛や背中の痛みに効果があるとされます。
治療方法
四総穴(しそうけつ)は、伝統的な中国医学において非常に重要な概念であり、それぞれの穴が特定の身体部位や症状に対応しています。
四総穴は、特定の経絡(エネルギーの通り道)に位置しており、全身のバランスを整えるために利用されます。
それぞれ異なる身体部位や症状に対応するため、全身のバランスを整えるための効果的な手段でこれらの穴を適切に刺激することで、体内のエネルギー(気)の流れがスムーズになり、自然治癒力が高まります。伝統的な鍼灸やマッサージの施術において、四総穴は重要な役割を果たしています
まとめ
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
今回は沢山あるツボの中から重要な役割を持つツボを4つ紹介させて頂きました。
4つのツボの効果が期待できる症状をお持ちの方もいるのでないでしょうか?
セルフケアとしてもお使い頂けますので気になる方は軽く押してみてください。
痛みを感じる方は症状に該当する可能性があります。
気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。