親指を動かすと痛む『腱鞘炎(ドケルバン病)』!
こんにちは。Bianca鍼灸サロン川崎院の影山愛翔です。
今回は『親指を動かすと痛む『腱鞘炎(ドケルバン病)』!』について記事を書きました。
- ドケルバン病とは?
- ツボを使ってラクに!
- どこでもできる簡単マッサージ
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他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。
ドケルバン病とは?
ドケルバン病は、親指側の手首に起こってしまった腱鞘炎のことで、親指を伸ばす動きをする「短母指伸筋」・親指を広げる動きをする「長母指外転筋」を包むトンネル(腱鞘)に炎症により痛みが生じてしまいます。
腱鞘炎は、動きの多い手首や指に起こることが多いと言われており、代表的なものでPC・スマホなどの使いすぎが原因になる方が近年では、多くみられます。
腱鞘炎の症状
・手首・手のひらが痛む、違和感がある
・動かしづらい
・手首が熱っぽい
など
手や指の使いすぎでおこるオーバーユーズが原因により、炎症症状が起こるのも特徴的です。
ご自身で簡単にテスト方法!
・アイヒホッフテスト
1)手の親指を他4本の指で包み、じゃんけんのグーのようにします
2)そのまま小指側に曲げて、痛みが出るか確認
当てはまる人は気をつけて!
腱鞘炎になりやすい人の特徴
・手や指を酷使する仕事をしている
・筋肉が少ない女性
・長時間スマホ・ゲームをしている人
筋肉が少ないと腱に負担がかかりやすいと言われており、なので筋肉量の少ない女性は腱鞘炎になりやすいです。
まずはツボを使ってラクに
ツボを刺激することで、痛みを完全に無くすことはできませんが、動かしやすく・痛みが減少などの効果を出すことができます。
応急処置としてまずはツボを刺激してみましょう!
陽渓(ようけい)
場所:手首の関節、親指の付け根にある2本の腱のくぼみ
腱鞘炎以外にも、顔面部の症状(頭痛・むくみ・めまい)などにも効果的です!
列欠(れっけつ)
場所:両手の親指と人差し指の先端が当たる場所
腱鞘炎以外にも、首肩こり・喉の違和感にもかなり効果的です!
セルフケアが大事
腱鞘炎は、スマホやパソコンなどの指を酷使しすぎて、筋肉の腱を包んでる腱が炎症したことによって痛みが出ています。
まずは無理に動かさず、休ませてあげることがとても大切です。
熱っぽいならまず冷やす
熱っぽく炎症している時は、湿布やアイシングで冷やすことが大切です!
腱鞘が炎症しているのは、動かしすぎて傷ついてしまっていることが原因です。
まずは動かすことより、熱っぽくなっている状態を取り除くために冷やしましょう!
徐々に動かす
熱っぽさが徐々に落ちついてきたら、少しづつ動かしていきましょう。
炎症が落ち着くと安静にしていた分、筋肉が硬くなり動かしづらくなります。
痛みが出ない程度でアイヒホッフテストと同じような動作をし筋肉の柔軟性を取り戻していきましょう!
まとめ
スマホ・デスクワーク・家事などで手や指をとても酷使しやすく、多くの方が腱鞘炎で悩んでいます。
筋肉の硬さが原因でも腱鞘炎は起こりやすくなりますので、日頃から意識してケアしてみてください!
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。