東洋医学力で改善!スネの痛みは胃の疲れ?
こんにちは。Bianca鍼灸サロン目黒本院の小林です。
今回は『なんとなくスネが痛む….その痛み胃が疲れてるサインかも?』について記事を書きました。
- 経絡(流れ道)と経穴(ツボ)について
- スネと胃の関係性
- セルフケア、ツボをご紹介
Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。
経絡(流れ道)と経穴(ツボ)について
経絡
経絡は、全身を網羅するネットワークとして考えられており、通常は12本の主経絡と8本の特別な経絡(奇経)があります。これらの経絡は、内臓や他の部位と結びついており、気血の循環、栄養の供給、老廃物の排出などに関与しています。経絡の流れが滞ると、体の機能が低下し、病気を引き起こす原因とされています。
経穴
経穴は、経絡に沿って特定の位置に存在し、通常は約365のポイントがあるとされています。これらの経穴は、鍼灸治療やマッサージ、指圧などの治療法で刺激され、体内のエネルギーバランスを整える役割を果たしています。経穴に刺激を与えることで、気の流れを改善し、痛みの緩和や体の機能向上を図ることができます。
経絡と経穴の理論
経絡と経穴の理論は、身体の健全性を保つための重要な基盤となっています。現代医学では解明されていない部分も多いですが、多くの人々がこれらの治療法を利用しており、効果を実感しています。また経絡や経穴は、ストレスの軽減やリラクゼーションにも関与し、心身のバランスを整える手段としても注目されています。
経絡と経穴は、単なる治療の手段だけでなく、身体のエネルギーの流れや健康を理解するための重要な枠組みを提供しています。これらの概念を通じて、人間の体と心のつながりを深く理解し、より健康的な生活を送ることが期待できます。
スネと胃の関係性
胃は消化器系の中心的な臓器であり、食物の消化と栄養の吸収を担当しています。東洋医学では、胃は「陽の臓」と位置づけられ、エネルギーを生成する役割を担っています。胃が正常に機能することで、身体全体に必要な栄養が供給され、生命活動が支えられています。
スネは下肢の重要な部位であり、体のバランスや運動機能に関与しています。スネの筋肉や骨は、下半身の動きや姿勢を維持するために不可欠です。スネの健康状態は全身のエネルギーの流れに影響を与えます。
東洋医学的な反応
東洋医学では、経絡を通じて全身の臓器や部位が相互に関連しています。特に、脾経は脾臓と胃の機能を結びつける役割を果たしています。脾経は脛骨の内側ラインを流れています。脾は消化吸収を助け、体内の水分や栄養の循環を促進します。脾の機能が低下すると、胃の働きも影響を受け、消化不良や食欲不振などの症状が現れることがあります。
スネには胃に関係するツボが多く存在し皮膚に凹凸や色素沈着が見られる方は胃が疲れているサインの可能性が伺えます。
セルフケア、ツボをご紹介
足三里(あしさんり)
場所: 膝の下、脛骨の外側にあり、膝の皿の下から約4指分下の位置。
効果: 胃腸の機能を改善し、全身の疲れを取る効果があります。
押し方:指で痛気持ちいいところまで押して10秒キープを10回程度を目安に押してください。
陰陵泉(いんりょうせん)
場所:膝の内側、膝の皿の下端から指2本分下にあるくぼみ
効果:胃の調子を整え、消化不良や食欲不振に期待できる効果
押し方:指で痛気持ちいいところまで押して10秒キープを10回程度を目安に押してください。
まとめ
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
西洋医学の観点では原因が不明でも東洋医学の力を利用すれば原因不明の不調も改善が見込めます!
今回は胃の不調を改善するために足を治療する方法をご紹介しております。
病院では良くならない、なんとなく不調があるなど原因は定かではなくとも状態を良くできる力が東洋医学にはあります。
当院では西洋的な観点、東洋医学的な観点のそれぞれからアプローチをして症状の改善に努めております。
今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。