【東洋医学】お腹の状態が身体の全てがわかる!
こんにちは。Bianca鍼灸サロン川崎院の影山です。
今回は『【東洋医学】え?お腹押すと痛い…その硬さもしかしたら異常かも…?』について記事を書きました。
- 東洋医学とお腹の関係
- お腹実践チェック方法
- 簡単セルフケア
Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。
東洋医学とお腹の関係
お腹の硬さは健康状態がわかりやすい!
東洋医学では、腹診(ふくしん)とよばれるお腹の状態を確認する診察方法があります。
腹診は、東洋医学の4つの診断方法(望聞問切)の切診に含まれており、直接触れて診断する方法です。
お腹は身体の反応を見るのにとても大切で内臓の状態・ホルモンバランス・自律神経など様々なことを確認することができます。
お腹の触り方
お腹で確認することは、皮膚の状態(赤み、体温、触り心地など)で胃腸の動きや腹筋の緊張などを見ていきます。
・触り方
膝を伸ばし仰向けで寝た状態で、手のひら全体でお腹を触っていきます。
強く押したりはせずに優しく触れてあげることがポイントです!
お腹のエリア
腹診はただ触れるだけでなく、東洋医学に伴ったエリアごとに分けて触っていきます。
触れた時に力がない・嫌な感覚がでる状態は「虚」の状態と言われます。
虚では、身体に必要なエネルギーが足りていない・疲労しすぎているなどの状態のことです。
お腹を触り、嫌な感覚がある方は虚の状態になっているかもしれません。
まずはお腹を触って張り感などをしっかり確認してみましょう!
上腹部(脾)
おへそより上側は「脾」の状態が反映され、食べ物の消化吸収・消化した栄養を他の場所に輸送したりする役割を担っています。
脾は「血を統括する」と言われ、血を血管から溢れ出ないように体中をめぐらせている役割もあります。
【嫌な感覚がある人】
・食欲不振
・下痢しやすい
・むくみやすい
・身体が疲れやすい
右横腹(肺)
おへそより右側は「肺」の状態が反映されており、呼吸機能の役割だけでなく身体全体の防御機能に携わっています。
防御機能には水分代謝・皮膚の状態・免疫機能の役割をしています。
【嫌な感覚がある人】
・呼吸器になんらかの症状がある
・声が小さい(ぼそぼそ話す)
・寒がりで風邪をひきやすい
左横腹(肝)
おへそより左側は「肝」の状態が反映され、血の流れに対しての作用があります。
主に感情(怒)・生理痛・目などに深く関わっているとされています。
【嫌な感覚がある人】
・イライラしやすい
・目が乾燥しやすい
・手足が痺れる
・婦人科疾患に悩みがある
下腹部(腎)
おへそより下側は「腎」の状態が反映されており、下腹部に力がなく凹んでしまう時は腎虚(腎の力が弱い)が見られます。
腎は骨・泌尿器・腰背中などに深く関わっているとされています。
【嫌な感覚がある人】
・背中や腰が痛む
・生殖機能に症状がある
・耳鳴りを起こしやすい
自宅でできる!簡単セルフケア!
ストレッチで姿勢不良による血行不良を改善!
筋肉の収縮を定期的に行ってあげることで、固まっていた筋肉に刺激が入り血行の流れが良くなります。
その結果、お腹の硬さも改善されますので行ってみてください!
・ストレッチ方法
うつ伏せから上体を反らして上を向き、お腹の筋肉・血管を伸ばします。
呼吸は止めずに痛気持ちい程度で行うのがポイントです!
自律神経の乱れが原因かも?
お腹を押した際に腹部から拍動を感じた方は自律神経(交感神経)が緊張している状態です。
身体が勝手に防御モードになっているので、まずはリラックスさせてあげることを意識しましょう!
・セルフケアポイント
仰向けで寝た状態で肋骨を広げるイメージでゆっくり深く呼吸を行いましょう。
呼吸は口は閉じ舌は上顎につけた状態で、鼻から吸って吐くを寝る前数分間行ってみてください!
まとめ
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
お腹だけでも痛む箇所によって違いが多くあります!日常では意識されないお腹ですが、実は現状の身体のことを教えてくれる箇所でもあります。
疲労感が取れない方やお腹の張り感が気になる方はセルフチェックを行ってみてください!
鍼灸では、お腹の張り間・違和感に対しての治療にとても効果的です。お悩みの方はお気軽にご相談ください!
今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。