自律神経の乱れに効くセルフケアとは?
こんにちは。Bianca鍼灸サロン目黒本院の増田かをりです!
今回は『自分で簡単にできる自律神経の整え方』について記事を書きました(^ ^)
- 不眠症に効くヘッドマッサージ
- 香りでリラックス効果がある?
- 自律神経の乱れは亜鉛不足かも?
- 季節の変わり目のグズグズ…このサインは要注意
- 鍼灸・整体を受けるとなんで自律神経が整うの?
Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております♩
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。
不眠症に効くヘッドマッサージ
国民の5人に1人が不眠といわれています。不眠の原因は様々ですが、その一つがストレスです。
そこでぐっすり眠るためのヘッドマッサージをご紹介いたします!
ストレスを受けて凝り固まった頭の筋肉を緩めましょう
ストレスを受けると眠りづらくなる一因が自律神経の乱れです。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り、この二つが上手にバランスを取りながら機能しています。
ストレスによって双方のバランスが崩れると、不眠に繋がる原因となります。
そもそも自律神経とは?
自律神経はあらゆる働きを司ります。
筋肉の収縮をもたらす交感神経とは反対に、リラックスモードの時に優位になる副交感神経の働きが眠気をもたらします。
ストレスが強い時に、体が強張ります。これは活動モードの時に働く交感神経が優位に働くからです。
この状態が続くと疲れやすく、眠りづらくなります。
通常であれば交感神経と副交感神経は互いにバランスを取りながら体調をコントロールをしていますが、何かしらの原因によりバランスが崩れるとからだに不調として現れます。
ヘッドマッサージの効果
自律神経の中枢は脳にあり、さらに私たちの脳は頭蓋、そして筋肉に覆われています。
構成は前頭筋・側頭筋・後頭筋・頭頂部を広く覆っている帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)と呼ばれる筋膜。
頭のマッサージによって凝り固まった筋肉をほぐし、自律神経の中枢に働きかけることで、交感神経優位に傾いた状態を緩和させることができます。
- 頭部の筋肉を揉む
- 耳を軽く引っ張っりながら円をかく
- 首と後頭部の境目のラインを押してほぐす
副交感神経は首の後ろに集中すると言われています。
筋肉は温めると弛緩する性質を持ちます。
ぬるま湯に入りながら筋肉を温めつつ、効率よく頭部〜首の筋肉をほぐしてみましょう!
香りでリラックス効果がある?
「香り」の歴史は長く古い。
植物が持っている香りの効能を心身の癒しに役立てようという考え方は、すでに紀元前の数千年前からあります。
鼻から入った芳香の香りは粘膜を通って大脳辺縁系にダイレクトに届けられます。
大脳辺縁系は本能に深く関わる部分で感情や欲求を支配し、視床下部は体温やホルモン・血圧・心臓・胃腸などの働きを調節し、自律神経を支配している部分です。
脳の中枢ともいえる部分に香りの情報が届く結果、私たちが生きるための大変重要な制御機能に作用するといわれています。
リラックスできる雰囲気づくりにアロマを楽しむことはオススメです。
まずは簡単な方法から香りを生活に取り入れてみませんか?♡
精油をハンカチやティッシュにたらす
精油を手持ちのハンカチやティッシュに数滴垂らすだけ。
鞄にも入れられるため、いつでも好きな香りを楽しめます。
精油の種類によっては皮膚に刺激を感じる場合があるので、精油をつけた部分が直接肌に触れないように気をつけましょう。
リラックス極みのアロマバス
アロマバスは浴槽のお湯に精油を数滴垂らして楽しむ方法もオススメです。
ぬるめのお湯につかり、深呼吸しながら蒸気を吸い込み、ゆったりとした気分で香りを楽しみましょう!
香りだけでなく、皮膚からも精油の成分が吸収され効能が得られます。
アロマバスは血液循環や新陳代謝が高まるとともに副交感神経が優位になることで心身の緊張がほぐれリラックスを促します。
自律神経の乱れは亜鉛不足かも?
亜鉛の効果や効能は、男性・女性ともにメリットがたくさんあります!
- 免疫力を上げたい
- 新陳代謝やエネルギー代謝をあげたい
- 貧血を治したい
- ツヤツヤな髪の毛になりたい
- 食欲不振や下痢の改善をしたい
上記のようなお悩みの人は意識して亜鉛を摂ることで改善されるかもしれません。
たくさんの働きを持つ亜鉛の効果・効能についてご紹介します。
亜鉛とは?
主に骨格筋・骨・皮膚・肝臓・脳・腎臓などにある成分です。
タンパク質の合成に関わる酸素の材料として使われます。
人間の体に必要とされている必須ミネラル16種に含まれますが、体内で作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。
また、不足すると様々な症状を起こすことがあります。
亜鉛の働き
- 味覚を正常に保つ
→味細胞の細胞を生まれ変わらせるために亜鉛が必要。亜鉛が十分だと味覚が正常になる。 - 抗酸化作用
→亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促します。アンチエイジング・生活習慣予防の効果も期待できます。 - 免疫力の向上
→亜鉛が十分にあると風邪や感染症にかかりにくくなります。
粘膜を保護するビタミンAを体内にととめる効果があり、喉の痛みや鼻詰まりの緩和をしてくれます。 - 成長・発育
→タンパク質と合わせて亜鉛を摂取することで全身の新陳代謝がより活性化されます。 - 髪や肌の健康維持
→皮膚や髪はタンパク質からできています。
亜鉛を摂取することで、タンパク質の代謝を促し、皮膚や髪トラブルを改善します。
亜鉛を多く含む食品
亜鉛は水溶性のため、調理する際は短時間で加熱がオススメ。
または汁ごと食べられるように鍋やスープなどにするのが良いでしょう!
【食材100gあたりの亜鉛含有量(mg)】
肉類
豚レバー … 6.9
牛もも肉(赤身)… 4.4
鶏もも肉 (皮なし)… 2.0
魚介類
牡蠣 … 13.2
ほたて(生)… 2.2
うなぎ(蒲焼)… 2.7
大豆製品
納豆 … 1.9
高野豆腐 … 5.2
季節の変わり目のグズグズ…このサインは要注意
「季節の変わり目になるとどうもパッとしない…」
こういったお悩みを多く聞きます。
原因は不規則な生活・ストレス・ホルモンの乱れなどさまざま。
とくに季節の変わり目は自律神経が乱れやすいです。
気圧や気温の激しい変化
低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わったり、暖かい日が続いていたと思ったら急に冷え込んだりすると、体はその変化にすぐに対応できず、自分では気づぬまま知らず知らずストレスを感じ、溜め込み、やがて自律神経が乱れやすくなります、
最近ではこのような症状を「気圧病」と呼ばれているため、知っている方も多いのではないでしょうか?
生活環境の目まぐるしい変化
季節の変わり目は、卒業や入学・就職・引っ越しなど生活環境か変わる人が多い時期。
慣れない環境に心身ともに疲れが蓄積し、気づかないうちにストレスをためてしまっていませんか?
ストレスがたまると自律神経は影響を受けやすいのです。
1年の中でも特に影響を受けやすいのは春。
寒暖差が激しい日が多く、生活環境が変わるタイミングの多さも自律神経の乱れに影響します。
日々の体調チェックを行い、調子が悪い時は無理をしないようにしましょう!
季節の変わり目に生じやすい不調
だるさ・眠れない・疲れが取れない・頭痛・動機・息切れ・めまい・のぼせ・立ちくらみ
下痢・便秘・冷え・うつ・情緒不安定・イライラ・不安感など
鍼灸・整体を受けるとなんで自律神経が整うの?
鍼灸で交感神経と副交感神経のバランスを整える
鍼灸では、自律神経の乱れを整える治療を得意としております。
自律神経を整えるツボに鍼やお灸を入れたり、鍼に低周波の電気を流したり、背骨の歪みを調整することで、副交感神経を優位にする施術を行います。
このような治療を続けていくと、自律神経が支配する胃腸などの内臓や血圧などに作用して、内臓の働きが正常化し、それによって免疫力が上がります。
そして、自律神経の乱れが原因で起こる症状が改善されていきます。
筋肉の緊張を緩和して、血流の改善をする
鍼灸治療では、鍼を打つことで筋肉の過度な緊張を緩和し、血流を改善していきます。
筋肉の過度な緊張を緩和させると、身体は自律神経機能反応しやすい状態になっていきます。
鍼やお灸を打つとフレアと呼ばれる皮膚が赤くなる反応がみられます。
この反応が生じている時は、血管拡張物質が放出されて血管に作用し、血管を拡張されている証拠です。
鍼灸治療+セルフケアで自律神経の調整をして、調子の良い状態を保ちましょう!
まとめ
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
諦めてしまった症状や本気で治したい方に、鍼灸の魅力を1人でも多くの方にお伝えしたいです。
今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。