【乾燥から来る喉の不調】鍼灸治療で風邪に負けない免疫強化

こんにちは。Bianca鍼灸サロン目黒本院の小林です。
今回は『【乾燥から来る喉の不調】鍼灸治療で風邪に負けない免疫強化』について記事を書きました。

Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。

喉の痛みとイガイガ感の原因

乾燥による影響

乾燥は大きな要因の一つです。特に冬季やエアコンを使用する環境では、空気が乾燥し、喉の粘膜が刺激されることがあります。

アレルギーや風邪の症状、温度、湿度

アレルギーや風邪の症状も喉の不快感を引き起こします。特に花粉症やハウスダストに対するアレルギー反応は、喉に影響を与えることがあります。環境要因として、温度や湿度も関与しており、特に寒い場所や乾燥した環境では症状が悪化しやすいです。

 喉の使いすぎ（声を出しすぎ）

喉を使いすぎることも原因となります。大声で話したり、長時間話し続けたりすると、喉に負担がかかり、痛みや不快感を引き起こすことがあります。

鍼灸とは

鍼灸は、古代中国に起源を持つ伝統的な治療法です。鍼（はり）を用いて特定のツボを刺激し、身体のバランスを整えることを目的としています。この治療法は、経絡というエネルギーの通り道に基づいており、身体の各部位が相互に関連しているという考え方に基づいています。

鍼灸は、身体の自然治癒力を引き出すことができるため、さまざまな症状に対して有効とされています。特に、痛みの緩和やストレス解消に効果があります。

鍼灸の効果

血行促進

鍼灸は血液の循環を改善し、身体の隅々に栄養を届けることができます。これにより、喉の炎症や痛みを和らげる助けになります。また、痛みを抑える神経伝達物質を放出させるため、喉の痛みやイガイガ感を軽減する効果があります。

ストレス解消

鍼灸によってリラックス効果が得られるため、ストレスによる症状の緩和にもつながります。

免疫機能の向上

鍼灸は免疫系を活性化させ、風邪やアレルギーに対する抵抗力を高めることができます。

鍼灸による喉の痛みへのアプローチ

肺経のツボを刺激する

肺経ツボで呼吸器系の機能を強化し、喉の不快感を軽減します。

太淵(たいえん)
位置:手首の内側、手のひらを上に向けたとき、手首の横じわの上にあります。

効果: 肺の機能を強化し、呼吸を楽にします。

中府(ちゅうふ)
位置: 鎖骨の下、胸の外側にあるツボで、胸の真ん中から外側に向かって指2本分の位置。

効果: 肺の機能を改善し、咳を抑える効果があります。

大腸経のツボを刺激

大腸経にも免疫強化に効果のあるツボがあります。

合谷(ごうこく)
位置: 手の甲にあり、親指と人差し指の間のくぼみから、指を少し外側にずらしたところ。

効果: 免疫力を高め、風邪やインフルエンザの予防に役立ちます。全身の気の流れを整える効果もあります。

曲池(きょくち)
位置: 肘を曲げたときにできる皺の外側。

効果: 呼吸を楽にし、気の流れを整えます。また腸の働きを改善し、免疫機能を高める効果があります。

生活習慣の改善方法

喉の痛みやイガイガ感を防ぐためには、日常生活での工夫が重要です。

水分補給: 喉の乾燥を防ぐため、十分な水分を摂取することが必要です。特に、温かい飲み物が効果的です。

加湿器の利用: 室内の湿度を保つために加湿器を使用することで、乾燥を防ぎます。理想は40%〜60%です。

栄養バランスの良い食事: 免疫力を高めるために、ビタミンやミネラルを含む食事を心がけることが大切です。

まとめ

ここまで、読んで頂きありがとうございます。

今年はインフルエンザがとても流行していますね。
鍼灸は凝りや痛みの改善はもちろんですが免疫強化や内臓の状態を整えることににも特化しております。
凝りや痛み、なんとなく体が疲れているなど不調でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。