【鍼灸未経験の方も必見】妊婦さんにも優しい“鍼灸の世界”をご紹介!

妊娠中のマイナートラブルも鍼灸におまかせ!

こんにちは。Bianca鍼灸サロン目黒本院の川島です。
今回は『産前・産後ともに受けられる鍼灸治療』について記事を書きました。

この記事でわかること
  • 妊娠中って鍼灸治療を受けても大丈夫?
  • どんな症状に効果があるの?
  • どんな治療をするの?
  • 妊娠中にできるセルフケア

Biancaブログでは患者様が気になっていることをブログにしております。
他にもこんなことも知りたいなどあれば、お問い合わせください。
皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。

目次

妊娠中って鍼灸治療を受けても大丈夫?

妊娠すると、体の中が大きく変化する過程で
[ つわり ]や[ 腰痛 ]、[ むくみ ]など色んな辛い症状に
悩まれる方が多くいらっしゃいます。

でも妊娠中となると「薬はダメ!」とよく聞くし、
「辛くてもずっとじっと耐えなきゃいけない…」
そう思っている方が大多数という印象も持っています。

しかし、鍼灸の不思議な力でその悩みも軽減し、
より快適に楽しいマタニティーライフが送れるとしたら…
「ちょっと試してみたい!」そう思いませんか?

今回は、[ 十月十日(約280日) ]お腹の中で大事な命を育てるママさんのために
妊娠中の鍼灸との付き合い方について紹介します!

鍼灸治療って妊娠中いつでも受けていいの?

「特に、妊娠初期は不安定だし…」と鍼灸治療を受けることに
少し不安を感じる方もいらっしゃると思います。

鍼灸治療を受けたことがない方は、よりその不安を感じると思いますが、
実は、WHO(世界保健機関)でも、
鍼灸が[ つわり ]に有効だと言われているのです。
それを知ると少し安心する気持ちになりませんか?

結論からいうと、鍼灸治療は妊娠中いつでも
受けていただくことが可能です。
妊娠中、禁忌とされているツボはいくつかありますが、
正しい知識と刺激量で治療を行えば、安全かつ体にとっては
良い効果でしかありません。
加えて、鍼灸治療には薬のような副作用はないので、その点でも安心です。

どんな症状に鍼灸が有効なの?

先述で、[ つわり ]に有効なことは少し触れましたが、
実際に鍼灸は、妊娠中のどのような症状に有効なのでしょうか。
そのことについて、詳しく見ていきたいと思います。

<症状改善例>
・つわりの軽減
・腰痛の改善
・股関節痛の改善
・恥骨やお尻の痛みの軽減
・足のむくみやだるさ改善
・逆子改善 など

妊娠を経験された方であれば、
「ほぼ全部じゃん!」という声が聞こえてきそうな程、
妊娠中に感じる体の不調の多くを解決または軽減することが可能です。

実際にどんな治療をするの?

治療方法については、施術者によって様々ですが、
実際どんな治療をしているのか?
今までの患者さまを少しご紹介します!

30代/妊娠12週(初産)

症状:食べずわりで食べていないと気持ち悪い

まずは骨盤の位置や筋肉の硬さ、張りなど
体の状態を確認していきます。
来院時は、毎日パソコンに向かってお仕事されており、
つわり症状がひどく、外にはほとんど出られない状態でした。

その影響もあって、首・肩・肩甲骨周りが非常に硬い印象でした。
鍼灸は初めてかつ、妊娠初期とのこともあり、
肩首に少し鍼で治療する以外は、お灸とマッサージで治療を行いました。

治療後には、つわり症状はかなり緩和しており
その後「数時間は気持ち悪さがなくなった」との嬉しい声を
後日いただきました。

実は、つわりはハッキリとした原因が、
現代医学をもってしても解明されていないのです。
そんな時こそ、体全体をみて治療を行う東洋医学の出番なのです。

30代/妊娠25週(経産婦)

3人目をご妊娠されている患者様で、
お腹が大きくなってくるにつれて、腰痛がひどくなりご来院。

お腹が大きくなることで、骨盤が前に傾き
反り腰となることで、腰痛が起こることがよくあります。
また妊娠中分泌され続けている[リラキシン]というホルモンは
赤ちゃんを産むために骨盤周りの靭帯を緩める作用があるため、
体の安定性がなくなり、その分腰や背中が
頑張って身体を支えなくてはならず、腰痛になってしまいます。

その場合、腰や背中の使いすぎている筋肉に対して、
横向きの姿勢で、鍼やマッサージでアプローチしていきます。
また、その他体のバランスや内臓反応を東洋医学の視点から確認し
安産に向けた治療なども行っていきます。

ただ腰痛の場合、注意しなければならないのは
治療に加えて、普段から[”骨盤ベルト”も併用する!]ということ。

妊娠に向けてホルモンはで続けているので、
腰・背中の筋肉を緩めるだけでは、
むしろかえって体を支えられなくなってします。

そうならないためにも、頑張りすぎた腰は鍼灸で、
骨盤の広がりは骨盤ベルトで締めるということが必要になってくるのです。

妊娠中にできるセルフケア

唯一、手軽に取り入れられるものが「 お灸 」です。
Biancaの治療でもよく利用するお灸ですが、
個人で購入して自宅でお灸をすることも可能です!

Biancaでは、その方にあったおすすめのツボを
来院時お伝えすることも可能です。
一度場所がわかると、ご自身でお灸をすることができ、
また当サロンで販売しているお灸は、シールタイプなので簡単です。

お灸をすることで、安産はもちろん、
生まれた後も風邪をひきにくく、元気に育つとも言われています。

おすすめのツボ

妊娠中のおすすめのツボについて
いくつかご紹介します!

■足三里(あしさんり)

特につわり症状のある時におすすめです。
場所は、膝の外側のくぼみから指4本分下にあたり。
このツボは、奥の細道で有名な松尾芭蕉も長旅の道中、
足三里にお灸をして乗り切ったと言われるほど、
胃を健康に、丈夫にしてくれるツボです!

三陰交(さんいんこう)

妊娠中期(妊娠5ヶ月)以降におすすめです!
場所は、足首から指4本分上に上がったところ。
特に36週以降は、毎日両足5回ずつ行うのがよいとされています。
また出産後は乳汁の分泌が芳しくない時にもお使いいただけるツボです!

まとめ

ここまで、読んで頂きありがとうございます。
今回は、妊娠中のおける”鍼灸との付き合い方”について紹介させていただきました。
赤ちゃんの誕生を心待ちにしているママさんに、できるだけ負担なく楽しいマタニティーライフを送っていただけるよう、
鍼灸を通して、その手助けができたらと思っています。ぜひ、お辛い時は1人で抱え込まず、鍼灸の力を借りてみてください。

今後もBianca鍼灸サロンは患者様に感動を与えられる治療を提供し、多くの方に鍼灸の良さを知ってもらい、
幸せの循環を生むことを目的として、大切に施術させて頂きます。

ホームページからご予約

ホットペッパービューティからご予約

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

『 Bianca鍼灸サロン 』の記事がよかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Bianca鍼灸サロン目黒本院
川島 実加(Kawashima Mika)

★★★保有資格★★★
鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師

★★★得意な施術★★★
【不妊鍼灸】
西洋医学的には冷えや凝り、歪みなどからくる血流障害を改善し、東洋医学的にはホルモンバランスや自律神経の調節を行うなど心と身体をケアしながら妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただきます。

【マタニティー鍼灸】
妊娠中は体調や時期に合わせた刺激量と無理のない体勢で体の負担軽減や安産を目的とし治療を行います。
また産後は体のバランスを見ながら骨盤矯正や子育てからくる体のお悩みに対してもサポートさせていただきます。

★★★一言★★★
ママ鍼灸師としても、患者様のお悩みに寄り添い、施術させていただきます。

目次