なぜ肩こりが起こるのか？

日本人の肩こりを感じている方は、64.8%と6割以上の方が肩こりを感じています。

男性では56.7%、女性では76.8%と男性と比べ、女性の方が2割近く多いというデータがあります。

最近では、外出を控えていたり、テレワークや運動不足などの影響で肩こりでお悩みの方が多くいらっしゃいます。

肩こりは、人それぞれ症状も違うと思いますが、今回は肩こりがどういうものなのかをご紹介します。

肩こりとは？

肩こりとは「肩周りの筋肉が緊張し、不快感・こり感・重苦しさや痛みなどの症状」を指します。

肩だけでなく、首や肩甲骨付近にも症状が現れることもあります。

肩こりの原因は？

肩こりの原因は筋肉の緊張により血行不良が起こることで、血液中に疲労物質や老廃物が蓄積されることが「肩こり」の原因とされています。

なで肩など体型に起因するもの、視力障害など病気によって二次的に引き起こされるものなどもありますが、一般的に言われている肩こりは、その人の生活様式によって引き起こされているものです。

※肩こりが原因で頭痛や吐き気など全身の不調に繋がることもあるため、肩こりを改善することはとても大切になります

肩こりにはいくつかの種類が存在する

今回は肩こりを大きく分けて３種類を１つ１つ原因と改善・対処法も含めてご紹介していきます。

• 姿勢による肩こり
• ストレスによる肩こり
• 運動不足による肩こり

姿勢による肩こり

普段の生活でパソコン・スマホの使用、家事などで長時間同じ姿勢をとっている方が多いのではないでしょうか。

長時間同じ姿勢でいることで、「猫背」になり、頭が前に出てしまい、頭を支える筋肉が緊張し続け硬くなり、「肩こり」が引き起こされやすくなります。

改善方法・対処法

• 普段から意識して長時間同じ姿勢の状態を作らないようにしましょう。
• 理想は30分に１回、立ち上がって少し歩いたり、伸びをしたりなど、体を動かすことです。
• それが難しい方でも1時間に1回は、体を動かすようにしましょう。
• 座りながらでも足を動かしたり、首を回したり、伸びをしたりするだけでも血の巡りは良くなります。

ストレスによる肩こり

また、姿勢からだけでなく、ストレスも「肩こり」の原因の1つです。

ストレスを多く抱えると「自律神経」が乱れる原因となります。

自律神経には、活動時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」があります。

ストレスを感じると「交感神経」が優位に働き、血管を収縮させ血行不良が起こります。
血管が収縮すると全身の筋肉を緊張させ、血行不良が起こるため、「肩こり」が引き起こされやすくなります。

また、ストレスによって「交感神経」が優位になると、不眠などの睡眠障害にも繋がります。

改善方法・対処法

• ストレスを溜めないようにしましょう。
• オンとオフの切り替えが大切です。毎日ご自身がリラックスしたり、好きなことをする時間を確保しましょう。
• お休みの日には趣味に時間を使ったり、出かけたりなどお休みを満喫しましょう。

運動不足による肩こり

運動不足や年齢による筋肉量の低下により、弱くなってしまった筋肉で体を支えるため、筋肉が緊張して支えるようになってしまいます。

そして、普段から使われていない筋肉は筋肉量が減ったり筋肉が硬くなることで、血行不良が起こり「肩こり」が引き起こされやすくなります。

改善方法・対処法

• 一駅手前から歩いてみる。エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使うようにしましょう。
• テレワークなどで通勤がない方は休憩時間にストレッチをしたり買い物に行ったり、散歩などをしましょう。
• 適度な運動を行うことで気分転換にもなり、ストレスによる肩こりの予防にもなります。

まとめ

今回ご紹介したどの肩こりも基本的な原因は同じで、筋肉の緊張がおこり血液の流れが悪くなることで、酸素や栄養分が届かなくなり、疲労物質・老廃物が蓄積されて「肩こり」が引き起こされています。

肩こりでお悩みの方は、普段のご自身の生活様式がこれらの中に思い当たるものがあるのではないでしょうか？

ご自身の肩こりがどの原因から起こってるものなのかを理解することで改善しやすくなります。

普段の日常生活から体を動かすことを意識し、全身の血の巡りをよくし肩こりを改善しましょう。

Biancaの施術

Biancaでは「肩こり」でお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。

施術では肩だけでなく全身の状態を確認し「肩こり」がどこから起きているのかの原因を突き止め

根本から改善するための施術を行います。

そのため、施術内容ごとのメニューはなく、施術時間内でお悩みに対して最大限アプローチします。

長年「肩こり」でお悩みの方はお気軽にご相談ください♪